Dash Roadmap

経済的自由は、マスターノードで構築

Dashは、Evan Duffieldによってその定義機能としてユニークなX11ハッシュアルゴリズムと、Dark Gravity Waveとして知られているマイニング難易度のダイナミックな調整に焦点を当てて最初に開発されました。 これはまもなくマスターノードに続き、ネットワークのバックボーンを形成し、ユーザーにサービスを提供するフルノードの強力でインセンティブに満ちたセットを提供するようになりました。 スポークがリリースされたことで、ネットワークをハードフォークすることなく、新機能をスムーズにリリースできるようになり、最終的に PrivateSendがリリースされたことで、Dashはまさにファンジブルな通貨となりました。

未来のための土台作り

Dashは当初ライトコインプロジェクトをベースに始まりましたが、2015年初めからビットコインベースに変更し、その後すぐにインスタントセンドというセカンドレイヤーのマスターノードを利用して安全にトランザクションをロックする手法をリリースしました。 分散的ガバナンスシステムを構築するために、ブロック報酬の最大10%を毎月ネットワークに提出されるプロポーザルに使います。 最初のスーパーブロックは2015年9月7日に採掘され、Dashは世界で初めての分散型自律組織(DAO)になりました。

ブロックサイズとハッシュレートの上昇

24時間に満たない時間で、ネットワークは歴史的な投票を終え、開発者が2MBブロックの開発をすることで合意し、将来のキャパシティが保証されました。 一方、強力なマイニングハードウェアがリリースされたので、ハッシュレートは急速に増加し、1年間で16倍に増加しました。 コアチームの主導者はさらなる専門化と品質保証対策の導入を計画しました。 ビットコアとインサイトがDashの拡張機能つきでリリースされ、ネットワーク資金の補助による取り組みによってX11ハッシュアルゴリズムをJavaScriptに移植しました。

安定性、分散化、アクセシビリティ

2017年には、Dashがメジャーなハードウェアウォレットでサポートされ、2つのプライベートセンド資金の準備を最適化し、Sentinelと呼ばれるツールを使用することによりガバナンスオブジェクトの増え続けるリストをより良く管理できるようになりました。 一方、すべての取引の手数料は全面的に10分の1に削減され、Dashコアグループの所有権は撤回不能信託に移され、分散型ネットワーク自体が受益者とされました。

名前付きdevnets

名前付きdevnetsは複数の独立したdevnetsを作ることができます。 “devnet genesis”ブロックに固められそれぞれが名前で識別され、自動的に高さ1に配置されます。

ガバナンスシステムの改善

Watchdogは0.12.2.x以降使用されていませんが、代わりに、Sentinelについてすべて必要な情報はマスターノードのpingに含まれています。 この更新では、マスターノードのpingが確実になるようさらなる情報が追加され、中間ノードによって変更されなくなりました。 Watchdogに関連するすべてのメッセージとロジックは削除されました。 提案の検証や処理の改善をするためにメッセージ形式が改善され、ネットワークトラフィックとCPU使用率が低下しました。 トリガーの使いやすさも改善されました。

プライベートセンドの改善

プライベートセンド担保をプライベートセンド料金のN倍にする必要がある代わりに、プライベートセンドの料金が1以上4以下になる入力を担保として使用できるようになりました。 プライベートセンド料金が1以上だが厳密に2未満の入力はOP_RETURN出力の担保として使用されます。 ウォレットが処理する必要のある入力の数が減少し、ユーザーが小さな非プライベート入力を誤って入れるケースを排除することによりでプライバシーが向上しました。 またこれはグローバルUTXOセットサイズを減少させます。

Dashの新しいブランディング

DashWalletのAndroidとiOSバージョンは新しいブランディングガイドラインでアップデートされ、モダンな見た目になりました。

Upholdの統合(Android)

Android アプリ内のウェブビューでDashをUpholdで売買する機能も統合され、ユーザーが簡単に使えるようになりました。

NFCサポート(iOS)

NFCによる支払いのリクエストする機能が追加され、ユーザーがタップすることでサポートされている支払い端末やウォレットで支払い情報を受け取ることができます。

iPadサポート(iOS)

iPadでDash Walletを使用する機能が追加されユーザーはタブレットで支払いを送受信できるようになりました。

新しいローカライゼーション

多くの新しい言語と通貨が追加されたので世界中のユーザーが母国語でDash Walletを使用したり現地通貨での為替レートを表示できるようになりました。

自動インスタントセンド

Dash コア v0.13で自動インスタントセンドが導入され、4つ以下の入力のトランザクションは自動的にインスタントセンドになり、追加料金はかかりません。

確定的マスターノードリスト

確定的マスターノードリストはインスタントセンドのトランザクションのような、マスターノードによる検証が必要なすべてのトランザクションに真に単一のソースを提供します。 このリストは完全にチェーン上のデータによります。 これにより、有効なマスターノードリストの現在のステートに関して、すべてのノードが同じ合意に達するようになります。

スペシャルトランザクション

スペシャルトランザクションはブロックチェーン上で非金融トランザクションを可能にする新しい構造を提供します。 この機能は、ブロックチェーンユーザーのようなレイヤー2上のネットワークの将来の使用のための基礎を築きます。

3 つのマスターノードキー

以前、マスターノードには2つのキーがありました。オーナー（所有権の証明のため）とオペレーター（マスターノードを操作して投票のために使う）です。 2つ目のキーがオペレーターと投票の2つに分かれ、マスターノードは投票を委任できます。

指紋でウォレットのロック解除

ユーザーは指紋でウォレットのロック解除ができるようになり、アプリをシームレスに使えるようになりました。

iOSライブラリの統合

Dash WalletはDashブロックチェーンに接続するためのiOSライブラリと統合されており、将来的に他のiOSクライアントでも同じことを行えます。

インスタントセンドの受け取り (iOS)

Dash Walletで受けとったトランザクションがインスタントセンドによって送信されたかを確認できるようになりました。

価格ソースの調整

価格ソースがDash WalletのiOSとAndroidの両方のバージョンの間で調整されました。

LLMQ（長持ちするマスターノード・クォーラム）

LLMQ（長持ちするマスターノード・クォーラム） はコンセンサスを改善することでネットワークのスケーラビリティを向上させネットワークの潜在的なユースケースの次元を拡大させます。 これらのクォーラムでトランザクションを検証するために必要なメッセージの量が大幅に削減され、トランザクションが採掘されるまでネットワーク上の個々のノードがコンセンサスデータをメモリ内に格納する必要がなくなります。 これらの定足数は、ユースケースによる必要なセキュリティのレベルに応じて非常に大きくなる可能性があります。

51%攻撃対策のためのチェーンロック

チェーンロックは、ネットワーク上でのマイニングによる51%攻撃のリスクを大幅に減らします。 この機能により、LLMQは、ブロックに署名し、ノードが指定されたブロックと一致しない同じ高さのブロックを拒否する必要があることを示すメッセージをネットワークに伝搬できます。 これは、迅速かつ明確なコンセンサスに到達するだけでなく、そのブロック以降にチェーンの再編成が起きることを不可能にします。

Upholdの統合(iOS)

ユーザーはアプリ内で自分のUpholdアカウントから埋め込まれたウェブビューを介して自分のウォレットにDashを転送したり、売買することができます。

価格ソースの改善

交換レートが他の頻繁に使用されるDashアプリケーションと一致するように改善されました。

Dashコアv0.14のサポート

LLMQとチェーンロックがウォレットでサポートされ、ユーザーはセキュリティの強化と即座に再利用可能な支払いの恩恵を受けられます。

パブリックテストネット (“Evonet”)

Dash Platformはパブリックテストネットにリリースされ開発者が機能を試すために接続できます。

DAPI、 ID、 ドキュメント

ユーザーは分散型API (DAPI) を使用してEvonetに接続でき、テストIDと名前を作成し、ドキュメントの作成、更新、削除を行います。

サービスの名付けとDashPayのコントラクト

ユーザーは、Dashプラットフォームのネーミングサービス(DPNS) と DashPayのコントラクトを調べることができます。

ライブラリ

開発者が利用できるライブラリはいくつかあり、Dash SDK、DAPIクライアント、DPNSクライアント、DPPライブラリなどがあります。

開発者用ドキュメンテーション

デベロッパーハブは、新しい機能の役に立つドキュメントとガイドを提供します。

UXをAndroidとiOS間で統合

Dash WalletのUIは、より一貫した見た目のためにAndroidとiOS全体で統一されます。

iOS用ダークモードのサポート

Dash Wallet iOSは、アップルのガイドラインに一致するダークモードを導入します。

高度なセキュリティオプション

セキュリティ設定の柔軟な管理方法をユーザーに提供します。

よく使われる機能への容易なアクセス

ユーザーはホーム画面から重要な機能にすばやくアクセスできます。

ビットコイン v0.15.2のバックポート

このリリースでは、ビットコインv0.15.2によってDashを最新のバージョンにし、ビットコインの多数の修正と最適化の恩恵を受けました。

QTウォレットの基本的なUIアップデート

ユーザーは、更新されたDashブランドに合わせてデスクトップウォレットの更新されたUIの恩恵を受けます。 これには、スタイル ガイドに合わせて更新された色とスタイル、UI をクリーンアップするための不要な要素の削除、および新しいアイコンが含まれます。

ストレステスト後の機能拡張

このリリースは、最近のストレステストの結果に基づいて行われたいくつかの最適化が含まれます。

BIP70の改良

BIP70機能の改善により、販売時点でのより効率的な決済が可能になりました。このプロトコルを導入したユーザー/販売店には、返金オプションや複数のアドレスに分割支払いできる機能、より安全な使用体験などのメリットがあります。

ブロック報酬の再配分

提案資金を除くブロック報酬の配分は、数年の移行期間を経て、マスターノードとマイナーの間で50対50の配分から60対40の配分に変更されます。

UIのアップグレード

Dashコアの体験は、フォント、グラフィック、画面レイアウトに関して、すべてのOSで対応しており、より一貫しています。

署名の集中回収

新しい署名復元システムでは、署名の復元をするのに十分な状態になるまで署名の共有をすべてのノードに伝播するのではなく、最初に決定的に選択された1つのノードに署名の共有を送信します。 この最適化により、数桁の負荷軽減が期待できます。

最小限のプロトコルチェック

DKG中に最小バージョンのプロトコルが動作するようにすることで、マスターノードに対するプルーフ・オブ・サービス(PoSe)が強化されています。

ネットワークスレッドの最適化

Linuxにイベントポーリング(epoll)を実装することで、全ノードでの不要なループの繰り返しをなくし、ネットワークのスレッド化を最適化しました。

ビットコイン v0.16のバックポート

このリリースでは、ビットコイン v0.16からの650以上のアップデートとビットコイン v0.17からのいくつかのアップデートも導入されています。

プロトコルのバージョニング

開発用ネットワークを破壊することなく、ブレーキングチェンジのスムーズなロールアウトを可能にします。

プラットフォームのテストスイート

プラットフォームのテストスイートは、プラットフォーム全体のテストを統合したレポで、すべてのコンポーネントのテストとアップデートをより簡単にします。

バイナリードキュメントフィールド

開発者は、データを保存するためにネイティブのバイナリ型（例：Buffer、ByteArray）を使用できるようになります。

ドキュメントのタイムスタンプ

Dashプラットフォームに保存されているあらゆるドキュメントの作成時刻や更新時刻を記録する機能です。

配布パッケージの改良

mn-bootstrapでコンフィグテンプレートとマルチプルノードに対応しました。

デフォルトのDash ID名

Dash IDのプライマリユーザー名を指定できるようにしました。

DPNSとIDのDIPS

DIP11のIDとDIP12のDashプラットフォームネームサービスがリリースされました。

ホーム画面の改良

送受信タブを削除し、スペースを確保すると同時に、ショートカットバーとの重複を解消しました。

小さな画面での改良

小さな画面で他のUIコンポーネントと重ならないように、ラベルを短くしたり、フォーマットを変更したりしました。

リカバリーフレーズの改良

戻るボタンの追加、英語以外のフレーズへの対応、警告メッセージの更新を行いました。

チェーン同期の改良 (iOS)

コアデータの設計、マスターノードとクォーラムリストのダウンロードに関する数多くの修正と変更を行いました。

DashPayアルファプログラムでは、Evonet上でDashPayウォレットのテストを行い、コミュニティを引き込んでいます。

ユーザー名

ユーザーは、ネットワークに自身を登録し、自分だけのユーザー名を他のDashユーザーと共有できるようになります。

ユーザープロフィール

ユーザーは、表示名、画像、バイオで自分のユーザー名をより識別しやすくすることができるようになります。

連絡先との接続

ユーザーは、ユーザー名で連絡先を要求し、取引するユーザーのリストを作成することができます。

ユーザー名での送金と入金

ユーザーは、ユーザー名または暗号アドレスで友人、家族や企業とDashをやり取りすることができます。

バイナリーデータの保存性改良

バイナリデータを文字列ではなくバイト配列で表現することで、より効率的にデータを保存できるように改良しました。 また、JSONスキーマに「byteArray」キーワードが追加され、開発者はより簡単にデータコントラクトにバイナリプロパティを定義できるようになりました。

IDのコンセンサスルール

Dashプラットフォーム内のIDを構成する基本構造にいくつかの変更を加えました。

ブロック処理の非決定性

これは既知のバグであり、多くの開発者がEvonet上でノードを正常に起動できない原因となっていました。

コアハイトのコンセンサス

L1の高さを基準に、L1とL2のチェーン間のコンセンサスを確立しました。

インスタントセンドのIDファンディング

これにより、インスタントセンドのスピードを生かしたIDの資金調達が可能になります。

ステートツリー

ライトクライアントで使用するために、データの状態をマークルツリーで保存します。

プラットフォームの配信パッケージ

配布パッケージ（dashman f.k.a. mn-bootstrap）は、ユーザーエクスペリエンスの向上と新しいプラットフォームコンポーネントへの対応のために、大幅にアップデートされました。

IDファンディング

二重支出をすることなく、IDに資金を供給できるようになりました。

チェーン同期の改良 (iOS)

チェーン同期のプロセスをさらに改良し、支払い送信の遅延を防止しました。

リカバリーフレーズを忘れた (iOS)

リカバリーフレーズを1～2語忘れた場合でも、ウォレットの復元を試みられるように改良しました。

バグ修正とUIの改良 (Android)

暗証番号忘れに関するUXの実装、新しいAndroid SDK（29）への対応、ファイルへのバックアップとプライベートキーのインポートに関するクラッシュを行いました。

テンダーミントのシードノード

スケーラビリティを向上させるために、他のノードにピア情報を提供する特殊なタイプのノードです。

安全なST認識

想定される複数の攻撃ベクトルに対応し、メインネットでのスケーラビリティを高めるための改良を実施しました。

冗長ログの駆動

ドライブの動作をより明確にし、トラブルシューティングを行うためのログを追加しました。

エラーメッセージの改良

適切なエラー処理のために、読みやすく情報量の多いメッセージにしました。

UIの改善と改良

• 改良事項：テストネットへのアップグレード（プラットフォーム v0.17）
• 改良事項：ネットワークユーザーの検索
• 改良事項：Android／iOSのUIアライメント
• 改良事項：ユーザー名の有効化
• 改良事項：プロフィール保存のリマインダー
• 改良事項：悪いマスターノード
• 改良事項：ユーザー名のフォーマット（大文字とハイフンの使用可能）
• 修正事項：ウォレットロックタイマー
• 修正事項：不正な同期ステータス
• 修正事項：同期とクラッシュの問題
• 修正事項：プライベートキーのインポート

100名定員

アセットロックの特別取引をサポートするために、新しいクォーラムサイズを追加しました。

プラットフォームによるRPCの制限

コアとプラットフォームが相互作用する際のセキュリティを改良しました。

ビットコイン v0.17以降のバックポート

ビットコインコアから500以上のバックポートが推定されました。

チェーンロックのIDファンディング

クライアントの証明をより良くサポートするために、チェーンロック証明を含むID資金設計の第2部を実装しました。

フィーチャーフラグ

ネットワーク上の決定的な特定ロジックを有効にし、バグ修正を可能にし、データを消去することなく新機能を実行できるようにしました。

ローカルネットワークの設定／環境

mn-bootstrapのローカルノードはチェーンロックとインスタントロックに対応していないため、開発中やCI時にフォールバックを導入する必要がありました。

コアでの署名の検証

アセットロックの証明（ID資金）の改良をし、ロジックとデータの重複を避けるため、このロジックをすでに実装し、必要なデータをすべて持っているコアを使用する方が良いです。

インサイトAPIの削除

安定性の向上と冗長性の除去のため、依存関係であるインサイトを削除し、DAPIに機能を移行します。

DashMateのリリース

我々は（以前はmn-bootstrapとして知られていた）Dashプラットフォームの分配パッケージを継続的に改良し、より便利で信頼できるものにしています。このバージョン以来、我々はこのパッケージが十分に成熟して素敵な名称を持つようになったと考え、テストネットのフルノードとマスターノードを実行するために使用を開始することを強く推奨しています。

CIの改良

Travis CIの遅いビルドと利用できる機能の不足により、開発プロセスが大幅に遅くなっていました。我々はGithub Actionsに移行し、いくつかのキャッシュトリックを実装しました。新しいCIビルドははるかにフレキシブルで、最大で10倍速く実行できます。

バリデータのセット回転

プラットフォームのブロックチェーンのコンセンサスを得るために、バリデータと呼ばれる特定のマスターノードがブロックを検証して署名します。バージョン0.19までは、バリデータセットは静的で、DCGが管理するノード上でホスティングされていました。バージョン0.20では、長持ちするマスターノード・クォーラム（LLMQ）を使用して、すべてのマスターノード間でバリデータセットを動的に分散させてローテーションしています。この方法により、負荷が均等に分散され、ネットワークの安全性と信頼性が大幅に向上しました。

暗号化証明

これまでは、クライアントが信頼できるフルノードを使用して、プラットフォームのネットワークから取得したデータの有効性と完全性を保証する必要がありました。このバージョンでは、DAPIがプラットフォームのデータと一緒に効率的な暗号証明を提供し、ライトクライアント（例：モバイルウォレット）が安全にDashプラットフォームとやり取りできるようにします。

プラットフォーム状態のしきい値署名

バリデータはこれまでプラットフォームステートの暗号ダイジェストの 非集約型EdDSA署名を使用して、暗号証明とネットワーク・コンセンサスの保証を行っていました。これらの署名の数と全体的なサイズにより、ライトクライアントは証明に多大なリソースを費やしていました。バージョン0.20では、BLSの閾値署名メカニズムが使用されて1つの署名のみが生成され、モバイルウォレットや他のライトクライアントがこの唯一の署名で簡単に検証できるようになっています。

P2Pレイヤーの最適化

従来は、バリデータと同様にフルノードもすべてのタイプのP2Pメッセージを信頼して検証していました。このため、フルノードはコンセンサスを達成するために、バリデータにのみ関連するメッセージを含むネットワークトラフィックも受信していたことになります。新しいバージョンでは、フルノードはバリデータが生成した途中的なコンセンサスメッセージを受け取らなくなります。その代わり、バリデータはBLS閾値の署名付きのメッセージを1つだけ生成し、その結果のコンセンサス判定をネットワークの残りのノードに送信します。これにより、多くのメッセージをフルノードに送信する必要がなくなり、ネットワークの負荷が大幅に軽減され、帯域幅の使用量が99.5%も削減されました。

プラットフォームのメタデータ

Dashプラットフォームは、現在のプラットフォームのブロックチェーンの高さおよびネットワーク・コンセンサスに参与しているすべてのノードによって観測および合意された被同期のコアのブロックチェーンの高さ等、追加のメタデータをDAPIレスポンスに添付できるようになりました。プラットフォームとコアのブロックチェーンは非同期であるため、プラットフォームはこのコアの高さを使用して、すべてのプラットフォームのノードがコアのネットワークの状態を決定論的に把握できるようにします。

厳密で安全なデータコントラクトの有効化

新バージョンのDashプラットフォームのプロトコルは、データコントラクトの定義に使用されるJSONスキーマ仕様を最新の2020年12月のバージョンに更新し、厳格な検証ルールを適用することで、ネットワークに送信されるデータコントラクトの潜在的なユーザーエラーを防止します。また、特殊な正規表現エンジンを採用し、ReDoS攻撃を軽減しています。

強固なJSウォレット同期

以前のバージョンのJSウォレットライブラリでは、同期中にDAPIから要求されたすべてのトランザクションとインスタントロックメッセージを受信しないことがありました。この問題はバージョン 0.20で解決できました。

Dashmateの改良

Dashmateの最新バージョンには、20項目の修正と改良が施されています。その中でも最も重要なものは、ローカル開発ネットワークの設定をより便利で信頼性の高いものにする設計であり、パフォーマンスの改善やWindowsのサポートも含まれています。

Liquid Exchangeとの統合 (Android)

Liquid Quick Exchangeをウォレットに統合し、Dash Wallet内からVisaクレジットカードでDashを購入することが可能になります。

BIP70の改良

新しくリリースされたDashDirectアプリとこのプロトコルを使用する他のアプリとの間でシームレスなユーザー体験を得るために、ディープリンクのUXを改良しました。

BIP69の実装

これは、より一般的な入出力組織の規格に沿ったもので、より良い匿名性を提供するものです。

パスフレーズの改良

パスフレーズの重要性をより分かりやすく伝えるためのUI改良とフレーズのスクリーンショットを防止するためのUI改良を行いました。

チェーン同期の改良

ステータスのUI改良とバックエンドの変更により、同期のパフォーマンスを向上させました。

メンテナンス

Uphold、指紋認証、UIナビゲーション、自動ログアウト機能に関する複数のバグとUIの改良、およびDashPayのアップグレードに備えたコードのリファクタリングを行いました。

招待の送信

友人や家族にDashネットワークを利用してもらうために、ユーザー名を作成するのに必要なものをすべて揃えた招待状を送ることができます。

招待の承認

Dashを持っていない新規ユーザーは、招待状があればDashの入手を待つことなくすぐにユーザー名を作成できます。

エラーメッセージの改良

エラーコードの実装とより説明的なメッセージにより、クライアントアプリケーションがより適切にエラーコードを処理し、バグの調査をさらに容易にしました。

強固なステートツリー構造の設計

現時点では、ステートを異なるマークルツリーに格納するため、メモリとディスクのオーバーヘッドが増加してしまいます。また、アトミック性を確保し、実装されていないクロスデータベースのトランザクションを処理するために、非常に複雑なロジックを必要とします。より強固で安全な新しいステートツリーのデザインが定義される予定です。

デザインドキュメントの二次指標

新しいステートツリー設計の一環として、MongoDBは置き換えられる予定です。

テストネットノードの分散

テストネットは、複数のデータセンターのノードを含むように更新され、スケーリングに影響を与える可能性のあるレイテンシーとパフォーマンスの現実的な問題をシミュレートできます。

アップグレード処理

アップグレード処理の改良により、L2データを消去する必要がなくなり、プロトコルバージョン間の安全な移行が可能になりました。

GroveDBの初回リリース

この種のものとしては初めて、革新的な証明可能データストレージシステムに依拠した階層的認証済みデータ構造（HADS）ベースのデータベースを開発しました。 これにより、現時点で既存の他のデータベースでは不可能な機能を利用できるようになります。最初のリリースでは、二次インデックスを提供し、保存されたコンテンツの完全性を暗号学的に証明します。

データ契約の更新機能

この機能により、データを失ったり、新しいコントラクトを作成することなく、コントラクトのスキーマを変更することができるようになります。この点は、このような機能を持たないスマートコントラクトのネットワークとDashとの明確かつ顕著な差異となっています。

マスターノードのID

マスターノードに残高のあるDash IDがある場合、マスターノードのオーナーはプラットフォームのコンセンサスに参加することで報酬を受け取ることができます。これにより、マスターノードのオーナーはさらなる収入源を得ることができます。

IDキーの目的とセキュリティレベル

今後のDashプラットフォームの機能には、さまざまなセキュリティレベルが必要になるでしょう。非常に貴重なデジタル資産の売却を行うには、非常に高いセキュリティレベルが必要ですが、猫の写真等の公開にはおそらく必要ないでしょう。この機能により、ユーザーはハードウェアウォレットに最高レベルのセキュリティキーを保持したまま、重要度の低いアクションを携帯電話から直接実行することができるようになっています。

マルチパッケージリポジトリ

開発およびビルド工程をスピードアップするため、プラットフォームのコンポーネントのコードは、スタンドアロンリポジトリから1つのマルチパッケージリポジトリに移行されました。この単一リポジトリの手法により、開発中に必要なルーチン作業が大幅に削減されました。

クォーラムのローテーション、ISセキュリティの強化

インスタントセンドのセキュリティを拡張しつつ、マスターノード間のクォーラム負荷の分散を改良します。これは、クォーラムメンバーの選択中にクォーラム内のマスターノードのサブセットのみを変更し、各ノードが一度に選択されるクォーラムの数を制限することで成立します。

提案料の引き下げ

ガバナンスシステムをより身近なものにするため、提案料を5DASHから1DASHに引き下げました。 この変更は、マスターノードが承認した提案で実装されました。

新しいQTガバナンスのUIを追加

ガバナンスタブを追加し、DashコアQtユーザーがより簡単にガバナンス提案の詳細にアクセスできるようにしました。

拡張ハードフォークの初期実装

Dashコアの後続バージョンでリリースされる完全強化型ハードフォークメカニズムをサポートするために必要な新しい特殊取引とDIP23の相を実装しました。

決定的なインスタントセンドのロック

プラットフォームIDシステムをより良くサポートするため、決定的に検証可能なインスタントセンドロック（DIP22）を導入しました。 これにより、インスタントセンドの取引は一時的ではなく、将来にわたって検証されるようになります。

BTC v0.18/v0.19/v0.20のバックポート

ビットコインコアv0.18のバックポート完了率は83%から86%に上昇し、v0.19の完了率は41%から53%に上昇しました。さらに、v0.21では18%、v0.22では10%のバックポートが完了しました。

外部セキュリティ監査

Dashコアグループは、コアコードベースのセキュリティ監査を行うために、専門の監査法人と正式に契約を結びました。

IDを更新する機能（DIP11を参照）

DIP0011の仕様に関する機能格差を解消します。 これには、Identity Update State Transitionの実装、Identity Public Keyのセキュリティ改善策の導入、クレジット引出に必要な機能の追加、IDのキー所有者証明の実装等が含まれます。

初回保管料の算出

スパムを防ぐだけでなく、処理と保管のコストをマスターノードに補償するインセンティブを与える料金モデル。 新しい料金計算システムの実装は、ステートの移行を処理するのに必要なオペレーションとマスターノード・ネットワークに保存されるデータ量に基づいています。 新モデルによる保管料の計算は正確ではあるものの、処理手数料は依然として改善の余地があります。 データを削除した場合の料金の払い戻しも、次期バージョンで実施される予定となっています。

ステート移行手数料の分配

プラットフォーム利用料がプールされ、時間の経過とともにマスターノードに分配されるシステム。 この設計により、マスターノードがホスティングを継続し、自分のノードをオフラインにすることを避けるというインセンティブが得られます。 ステート移行の保管料は、最長50年先のエポック（～18日間）ごとに分配されます。 新しいエポックが始まると、マスターノードは前回のエポックでサービスを提供した報酬を得られます。

プラットフォームクレジットからDashへの出金

プラットフォームクレジットはDashに交換できます。マスターノードはプラットフォームの報酬を簡単に引き出すことができます。

ヘッダーの初回同期

Dash JS ウォレットでのチェーン同期のセキュリティと信頼性が向上しました。 JSウォレットは、ランダムに選択されたマスターノードに要求されたチェーンデータを返すよう依頼することで、チェーンの完全な同期と検証を実行する実在のSPVクライアントになります。

Dashプラットフォームのベンチスイート

プラットフォームコンポーネントのパフォーマンスを測定するために、このバージョンではベンチマークツールを導入しています。 このツールは、プラットフォームのブロックチェーン・ランタイムと密接に統合されており、開発者が実験したり、長期間にわたってパフォーマンスを追跡したりするための便利な手段を提供します。

RustでのDashプラットフォームのプロトコル

DPPをRustにポートすることで、より安全で高性能になります。 さらに、ブロック処理も速くなります。 Rust DPPをJSコンポーネントに統合するために、我々はWASM DPPを提供しています。 これは、プラットフォームをRustにポートする第一歩です。 JSは実験やプロトタイピングには適していましたが、今ではもっと持続可能なものが必要です。

同じブロックの実行

我々のコンセンサス・エンジンの元となったTendermintプロジェクトから受け継がれた制限により、ブロック署名は現在のブロックのすべてのステート移行だけでなく、以前のブロックのステートにも署名することになっていました。 したがって、DAPIから実績のあるデータを得るには、次のブロックコミットメントを待つ必要があります。 このことは、我々が望む証明システムや保管システムとは相容れないものでした。 この改善により、ネットワークへの負荷が大幅に軽減され、プラットフォームへのデータ挿入に必要な時間が短縮され、UXが向上しました。

クレジットの引き出し

現在、Dashをプラットフォームクレジットに交換するには、IDの作成またはトップアップする必要があります。 クレジットは、主にステート移行の料金の支払いに使われます。 マスターノードは、プラットフォームをホストすることによる報酬をクレジットで得られます（ブロック報酬とステータス移行の手数料）。 出金により、マスターノードおよびその他のIDはクレジットをDashに戻すことができます。

効率的なデータ・シリアライゼーション

Dashプラットフォームのプロトコル（DPP）は、以前にスキーマレスのデータシリアライゼーションを実装するCBORエンコーディングのメカニズムを利用していました。 プラットフォーム上のデータはすべて定義済みの構造体に保管されているため、構造体の情報まで保管する必要はありません。 値を保管するだけで、シリアライズされたオブジェクトのサイズは劇的に小さくなります。

料金の払い戻し

ユーザーがプラットフォームにデータを追加する際に、データの保管料を恒常的に支払う仕組みになっています。 ただし、すべてのデータをプラットフォームに永続的に保管する必要はありません。 データコントラクトにおいて、ユーザーはドキュメントの更新や削除を定義することができます。 料金の払い戻しが導入されたことで、ユーザーはデータを削除した際にクレジットを返還してもらうことができます。

ID v2

IDは、残高や様々な目的とセキュリティレベルで使用されるパブリックキーのコレクション等、様々なデータで構成されています。 新しいIDストレージの実装では、IDの特定の部分または複数の部分のみを更新またはフェッチできます。 これにより、ステート移行の手数料が抑えられ、ネットワークの負荷が軽減されます。

総クレジットの検証

GroveDBの新しいサムツリー機能により、ブロックチェーン上のインフレバグに対する保護メカニズムを実装することができました。 この機能は、特定のタイプのマークルAVLツリーのノードに合計を追加します。 このツリーでは、ルートノードがツリー内のすべての整数値の合計を保持します。 サムツリーで値が追加、削除、更新されるたびに、すべての親ノード、ひいてはルートの「合計値」が更新されます。 クレジットの検証メカニズムは、ストレージ内のすべてのクレジット残高の各ブロックをシステム内のクレジットの予測量と比較するものとなっています。 これにより、事前に定義された供給量以外の新しいクレジットやトークンをミントするインフレ攻撃を防ぐことができます。

マスターノードの投票ID

これは、プラットフォーム上で今後のガバナンス機能を実現するためのコンポーネントです。

HTTPSによる分散型API

このバージョン以降、DAPIリクエストはHTTPS経由で提供され、ブラウザ用のアプリケーションを構築できるようになりました。

高パフォーマンスのマスターノード (HPMN)

高パフォーマンスのマスターノードは新しいタイプのマスターノードで、DashプラットフォームチェーンとDash決済（コア）チェーンの両方のコンセンサスに介入し、ネットワークに貢献するために使用されます。 このシステムでは、 標準のマスターノードがDash決済チェーンのみにサービスを提供し続けることになります。 HPMNは、1つのチェーンではなく2つのチェーンを実行することになるため、4000Dashのコラテラルやより高いパフォーマンスのスペック等、標準のマスターノードよりも大きな要件を持つことになります。

BLS v1.0の実装

BLS署名ライブラリは、規格の整合性とセキュリティの向上のため、新しい署名スキームに対応したアップデートを行いました。

ビットコインのバックポート（v0.19/v0.20/v0.21/v0.22用）

BTCのビットコインコアからのバックポート （v0.19/v0.20/v0.21/v0.22用）

v19のハードフォーク問題の解決

v19のハードフォークの目標の1つは、基本的なBLSスキームを有効化し、様々なオンチェーンやp2pメッセージで使用し始めることでした。 この変更の背景に、IETFの規格に合わせる必要があります。 ただ残念なことに、我々の機能テストでは少数のエッジケースが見落とされ、テストネット上でも検出されませんでした。 メインネットでv19のアクティベートを試みたところ、これらのエッジケースの1つにヒットし、メインネットはブロックの生成を停止しました。 暫定的な解決策としてv19.1.0がリリースされ、v19のハードフォークのシグナリングの開始が6月14日まで延期されました。

これらの問題を解決するために、内部データベースでのシリアライズ方法を含め、BLSのパブリックキーの扱い方を再構築する必要がありました。 これにより、古いバージョンのDashコアと互換性がなくなったため、すべての近年のバージョン用にDB移行パスが実装されました。

ライトクライアントでの移行と履歴データサポートの改善

副次効果として、v19のハードフォーク問題を解決するために実装されたソリューションは、モバイルウォレットのv19への移行を簡素化する道を切り開くことになりました。

以前の実装では、モバイルウォレットはv19のフォークポイントで4000以上のパブキーを変換する必要があり、それには10～15秒は軽くかかりました。 さらに、v19のハードフォーク後にv19のハードフォーク前のブロックからマスターノードリストを要求された場合、オペレーターキーは基本的なBLSスキームで来ていましたが、その時点でコインベースのトランザクションに保存されていたマスターノードのマークルルート・ハッシュはレガシーBLSスキームで算出されていました。 したがって、マークルルートのハッシュを検証することは不可能でした。

これらの問題を修正するために、mnlistdiff p2pメッセージの各エントリーに新しいフィールドのnVersionが導入されました。 このフィールドは、メッセージをデシリアライズする際にどのBLSスキームを使用すべきかを示します（レガシーまたはベーシック）。 mnlistdiffのメッセージ自体のnVersionはスキームを示さなくなり、常に1に設定する必要があります。

ライトクライアントのミキシングサポートの改善

dsqおよびdstxメッセージに対する最近の変更により、mnlistdiffメッセージからマスタノードリストを取得するモバイルクライアントが、マスタノード・アウトポイントの代わりにproTxHashを使用したため、これらのメッセージに関連するマスタノードを決定できるようになりました。 v19のハードフォークがアクティベートされると、dsqおよびdstxメッセージの署名はproTxHashに基づくようになり、モバイルクライアントがそれを検証できるようになるものと見込まれます。

新しいものに署名せずにチェーンロックを有効化したままにします

このバージョン以前は、チェーンロックは有効か無効のどちらか一方でした。 このバージョンから、SPORK_19_CHAINLOCKS_ENABLEDにゼロ以外の値を設定することで、新しいチェーンロックへの署名を無効にしつつ、最もよく知られているチェーンロックを実施することができるようになります。

v19がアクティベートされる時期については、特定の個人や組織がコントロールすることはできません。v19がアクティベートされるのは、指定された数のマスタノードオーナーとマイナーが最新バージョンにアップグレードした後となります。

マスターノードのブロック報酬

マスターノードのブロック報酬は、通常のマスターノードと高パフォーマンスのマスターノード（HPMN）に分けられます。 HPMNの部分はクレジットとして積み立てられ、プラットフォームへのサービス提供のインセンティブとしてノード間で長期的に分配されます。 ノードは（新しいプラットフォームブロックを提案する等）サービスを提供すれば、エポック（～18日）ごとに報酬を得られます。

処理手数料および調整

これは、さらに細かい処理手数料を追加し、既存の数字を調整／見直しすることで、すべてのコストが十分にカバーされ、手数料が適切に算出されていることを確認するものです。

ステート同期

新しいノードが現在のステートに早く同期できるように、ステート同期はブロックチェーン全体を処理するのではなく、他のノードからステートを複製するようになっています。

ブロックチェーンのプルーニングとアーカイブ・ノード

ステート同期により、ノードはブロックチェーン全体を保存する必要がなくなり、ストレージ要件とホストへのコストが削減さ れます。 我々は、ブロックチェーン全体を保管できる新しいタイプのマスターノードとなるアーカイブノードを導入するつもりです。

プロトコルのアップグレード

プロトコルのアップグレード処理をテストおよび改善し、システムのさまざまなレベルに対するブレイクチェンジの実装を最適化します。

計測

更なるストレステストを含めて、ネットワークモニタリングに必要なプラットフォーム・コンポーネントのメトリクスを実装します。

アトミック状態の移行処理

ステート移行の実施によるシステム・エラーがブロック内の他のステート移行に悪影響を与えないように分離し、ストレージレベルでの1つのアトミック操作として、ステート移行とともにステートも更新します。

内部セキュリティテスト

DCGによるセキュリティ実験とテスト

ストレステスト

ストレステストは、専用ネットワーク上のストレステストスイートで実施されます。

アセットロックの特殊取引

OP_ASSET_LOCKでプラットフォームのID資金をサポートします。

プラットフォームのマスターノード報酬の再配分

これにより、マスターノードのオーナーはL2クレジットをDashの報酬に変換できます。

ドキュメンテーションとDIP

必要な文書、チュートリアル、DIPを作成します。

Dashプラットフォームのメインネットの事前検証

（Dashプラットフォームを利用したコミュニティプロジェクトの活用を通じて、）Dashコミュニティと緊密な連携を図りながら、メインネットのリリースに向けた様々なネットワーク実験、コードベースの見直し、準備、潜在的なバグ修正を行います。

メインネットのロールアウトの開始

プラットフォームで初めてメインネットがロールアウトした場合、コアv0.20のロールアウトとバンドルされるようになっています。 Dashネットワークは、2023年第2四半期末までにアップグレードを完了するよう呼びかけられています。

Dashプラットフォームのアクティベート

プラットフォームのプロトコルがアクティベートされる時期については、特定の個人や組織がコントロールすることはできません。プラットフォームのプロトコルがアクティベートされるのは、指定された数のマスタノードオーナーがアップグレードした後となります。

ファンジブルトークンのサポート

Web3に関連する様々なユースケース（外部組織による資金調達、ガバナンスなど）のために、特定のトークンを造り出す可能性をもたらします。

NFTのサポート

非ファンジブルトークンを保管・管理するDashプラットフォームを準備します。プラットフォームのストレージメカニズムを使用しながら、NFTデータもチェーン上に保持する方法を提供します。